休業中の社員に支払う手当は「平均賃金」の60%以上と決まっています。 ここで大事なのは「給料」の60%ではなく平均賃金の60%となっているということです。
そのため実際に支払う金額は給与の40%ほどになることが多いようです。 給与には残業代や通勤手当などが含まれていまるということもありますね
計算式は下記のようになります。
「休業手当 = (直近3ヶ月の賃金 ÷ 3ヶ月間の日数) × 0.6」
仮に3ヶ月間の給料が30万円(月10万)だった場合で3ヶ月間の日数が90日だった場合は 「30 ÷ 90 = 3333」、その会社の一ヶ月の出社日数が20日の場合は「3333 × 20 = 66666」となり、 月額66666円となるわけですね。 これに休業特別支給金として給付基礎日額の20%が支給されるため支給金額は「88888円」となります。