残業代の未払いや計算式

 

残業代の未払い原因


退職した社員から残業代の未払い請求をされたんまり。
お金を支払わされた、という事例があります。

この原因は社長が時間外労働について把握していなかった。
もしくは社内規定がまずかった、の二つの原因が考えられます。

まず時間外労働とは社内規定で定められた就業時間を超えた労働時間ではなく
「8時間」を超えた労働に対して通常の賃金より割増で支払わなければならないという事です。

だから会社の勤務時間が9時から18時までで休憩時間が1時間なら実労働時間は
8時間なため問題ないですが、仮に9時から19時までと定めていた場合休憩時間が1時間なら
実労働時間は9時間になってしまうため、会社は時間外労働として残業代を支払わなければ
いけないのです。

 

残業代の計算式


法律で定められた時間外労働の割増賃金対象となるのは「8時間を超えた労働」と
「午後10時以降の深夜労働」と「休日出勤」の3つが対象であり、それぞれ割増の度合いが違います。

・「8時間を超えた労働」= (総労働時間 - 8) × 時給 × 1.25

上記のように支払わなければいけない額は1.25倍多くなってしまいます。

 

出張の移動時間は賃金を払わなくていい


出張となると休みの日でも前日から近くのホテルに泊まりこんでもらう、という場合もあるでしょう。
そういう場合社員としては一日を拘束されたと思うため休日出勤手当を求めてくる場合もあると思います。
しかし移動時間は朝の出勤時間と同じく厳密には労働を課せられていないため賃金を支払う必要はありません。

実際社員はホテルに泊まっている間や電車で移動しているときは自由に行動できるためです。

ただし重要な荷物を運んでいてその荷物の監視をしてもらう場合などは労働とみなされ
賃金支払いの義務が発生する場合もあります。

 

残業代の時効


残業代は2年で消滅時効にかかります。
退職後に残業代を請求するかどうか悩んでいると、時間の経過とともに請求できる額が
どんどん目減りしていくことになります。

逆に会社側は未払いの残業代があったとしても、2年を超えていれば払わなくていいわけです。